日本とアメリカの政治の違いは月とスッポン!

今までの日本の政治ベースは官僚ベースで「前例」が基本。チャレンジ精神が欠如していた。

鳩山政権になってやっと脱官僚を前面に打ち出してきたのでやや挑戦型になってきた。しかし日本の国際的政治力は未だに皆無に等しい。

それは、自国の安全を自国で保障できない日本は他国の安全も保障できないので他国から相手にされないのである。

だから援助金を配ってはいい顔をしているだけ。

日本の経済は保守的というより、資本主義の理解の無さが最大の欠点である。

不況時に「事業仕分け」などで予算カットをする国は世界中何処にもない。

中国やアメリカに言わせたら、日本の経済政策は正気の沙汰ではない。

もうじき中国に抜かれるが、まだ日本のGDPは世界第二位である。

世界不況時には日本は世界と共に不況脱出のための共同歩調を取るべきなのに緊縮財政で不況回復の足を引っ張っている。

日本とアメリカは何かにつけ大きく異なるが、異なることが日本のユニークさとして誇れるならいいが、世界の重荷では仕方が無い。

日本は政治とは何か、資本主義とは何か、、、などなど、グローバル時代に生きるための世界共通のコンセプトを身につけなくてはならない。


(2009年12月07日)