第399号  (2007年1月26日号)

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増田俊男の「目からウロコの会・新春スペシャル」
いよいよ明日開催!

昨夕、ワシントンD.C.から帰国しました。はるばるN.Y.から駆けつけてくださる「ハドソン研究所」の所長ハーバート・ロンドン氏は、いま飛行機の中です。明日は間違いなく、皆様にとっても私と妻眞理子にとっても、いや日本にとって決して忘れることのできない日になることを期待しています。

私はブッシュ大統領のState of the Union Address(年頭教書演説)が行われた1月23日と翌24日、下院と上院議員会館にいました。ブッシュが求めた「最後のチャンス」(イラク派兵増)も上下両院で派兵反対決議が決定されることであえなく望みが絶たれました。ワシントンポストのCEOであるBoisfuillet Jones氏とも、コスモスクラブ(※)で米政権内部事情や今後の成り行きについて夜中まで話しました。

2003年、ブッシュ大統領から中東和平交渉の代表調整役に任命され、「中東和平ロードマップ」の合意を成功させたMike Wolf氏がいま来日中です。『力の意志』(私が主幹を努める月刊誌)3月号の特集のため、これからインタービューをします。氏は現在、Eisenhower Fellowships財団の代表を務めています。名誉会長はブッシュ現大統領、会長コリン・パウエル(Colin Powell−元国務長官)、副会長ヘンリー・キッシンジャー(Henry Kissinger―ニクソンおよびフォード政権の安全保障担当大統領補佐官・国務長官)、同ドナルド・ラムズフェルド(Donald Rumsfeld―前国防長官)、等々大物揃いである。

報道されない情報を得ることがいかに重要であるかは言うまでもありません。

明日は、よみうりホール(東京・有楽町)で第一部12:00から私が「変化する世界」を、14:20から「変化するアメリカ」についてロンドン氏と対談をします。15:30からは「結論、日本大繁栄」で私が締めくくることになります。18:00からロンドン氏も参加されての新年会を開催します。何かサプライズがあるらしいので、乞うご期待!

ブッシュ政権とは何であったのか? それはちょうど、小泉政権とは何であったのか? という問いと共通したところがあります。人は歴史を作ったつもりで、実は歴史に流されています。人は常に「水先案内人」を必要とするのです。

明日はこうした観点から、ズバリ! 真実に斬り込みたいと思います。

※ かつて三菱でご活躍された武市氏は日本人で唯一の正規会員。
武市氏がMr. Boを私にご紹介くださいました。この場を借りて感謝いたします。

それでは、読売ホールでお会いしましょう。



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発信者 : 増田俊男
(時事評論家、国際金融スペシャリスト)