第937号(2014年10月14日号)

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世界政治・経済曲がり角

株や不動産市場が活況を呈してきたのは一に金融緩和、二に金融緩和であった。
10月いっぱいでFRB(米連邦準備理事会)はQE3(第三次金融緩和)を終わらせ来年の適当な時期に利上げに踏み切ることになっている。
金融緩和が唯一金融・不動産資産価格の高騰の原因であったのは、日米企業は、もとよりカネ余りの中で需要が伸びないので設備投資の必要がなく資金需要もなかったので緩和資金はもっぱらリスク市場に流入せざるを得なかったから。
緩和の終焉はリスク市場の終焉である!
アメリカが日銀にわざわざFRBより5年も遅れて異次元金融緩和を求めたのはFRBの緩和終了によるインパクトを軽減するためであった。
日銀も2015年4月には緩和政策を止めざるを得ない。
止めなければ潜在的デフォルトの日本の国債累積で日銀資産の信用を低下させ日本経済の信用失墜となる。
日銀も背に腹は代えられないから市場の願いなど無視して緩和の出口に向かう。
となるともうじきNY市場、日本市場はもとより世界市場は「下がるところまで下がる」ことになる。


「捨てる神あれば拾う神あり」!
今回の「小冊子」(Vol.61)で、暴落を逆手に取って勝ち組になるための基本と具体的投資戦略を解説する。


市場混乱、世界経済リセッション化が世界を戦争に追いやるのは歴史の必然。
「カネがモノを言う」から「ミサイルがモノを言う」時代の始まりである。
考え方を変え、モノの見方を変え、行動指針を変えなくては「負け犬」になる。
今こそ大いに勉強をしていただきたい。




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