第947号(2014年11月18日号)

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何もかも三日天下になってしまった日本

一国の指導者、特に政治家は「時代の推移」と「足元の利害対立」を理解した上で自国の利益を最大にする戦略を確立、実行しなくてはならない。
従って日本の指導者は日本人の宿命を直感し、目の前の利益争奪戦を勝ち抜く技量が無くては指導者の資格はない。
おりしも今や安倍首相は小泉天下を築いた軍師飯島薫(内閣官房参与)の戦略に乗って解散、総選挙に打って出た。
軍師官兵衛ならぬ飯島参与は信長小泉に仕え、今や秀吉安倍の天下統一を目論む。
私は、今執筆中の「小冊子」(Vol.62)で、「秀吉天下・安倍内閣崩壊!」を述べる。
総選挙を前にして縁起でもない話だが「未来は過去」の私だから仕方がない。

安倍首相はアメリカの刺客に囲まれている。
アメリカの対日要望事項である「日米投資イニシアティブ(2001年、2003年)」を小泉首相にことごとく立法化させたT。陰で日銀(黒田総裁)を操る同じく参謀H。
第三次安倍内閣が発足してしばらくすると軍師飯島は「やってられない」と嘆くだろう。
またもや入院か暴落か分からないが、いずれかがきっかけとなって安倍内閣は崩壊する。
実はアメリカは第二次安倍内閣発足以来首相に十分尽くしてもらった。
そしてもうこれ以上尽くしてもらうと迷惑なので早晩お辞めいただいた方がありがたいのである。
そうしたアメリカの事情についての詳細は「小冊子」(Vol.62)で述べる。
中でも「終わりの始まりの年2015年」は、実は今書いている最中であるが、書きながら興奮を覚える。
「故きを温ね新しきを知る」と言うが、「終わりを知れば、新しい道が開ける」ものである。




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