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平成29年度一覧
1146号(2017年2月21日号)
分かっているようで分かっていないのがこの世界、この日本
とは言え、裏(真実)が分かっていれば世界も日本も容易に分かる。
日本人として日本がこれからどうなるのかお分かりだろうか。
今なお世界最大の軍事力と経済力を持つアメリカが最早自国の意思で自らの将来を決められなくなったのだから変われば変わるものである。
戦後日の出の勢いだったアメリカは、今やドル基軸の特権にしがみ付き借金を他国に押し付けながらの破綻延命の毎日。
かつての世界の警察官は今はなく、沖縄の海兵隊、韓国米軍撤退準備完了。
そのアメリカにもうひと働きさせることになった。

世界も日本も経済の米であるエネルギー次第である。
ロシア革命(1917年)から1960年代まで世界の原油生産を牛耳っていたのがセブン・シスターズと言われるモービル、テキサコ、シェブロン、ガルフ、エクソンのロックフェラー系5社とBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)、ロイヤル・ダッチ・シェルのロスチャイルド系2社であった。
中東での原油生産はすべてアメリカ(ロックフェラー系)が押さえていたが1960年代からOPEC(石油輸出国機構)が出来て原油生産が国営化されロックフェラー系産油企業は中東から締め出された。(ロスチャイルドの陰謀)
今やサウジ・アラムコ、ペトロナス(マレーシア)、ペトロブラス(ブラジル)、ガスプロム(ロシア)、CNPC(中国)、NIOC(イラン)、PDVSA(ベネズエラ)の新セブン・シスターズが世界シェア9割を制するに至ったが、これはグローバル化、(ロックフェラー・ロスチャイルドに対する)第三勢力支援と国際多様化を求めてきたロスチャイルドのエネルギー戦略の成果である。
地球温暖化防止のパリ協定や人為的原油価格下落で原油生産を制限し一方で石化エネルギーを原発や代替新エネルギーにシフトしようとしてきたロスチャイルド戦略。
ところが代替エネルギー技術革新(イノベーション)が遅く政府援助なしでは代替エネルギーの採算が取れず、何時まで経っても石化エネルギーに勝てない。
そこでイスラエル左派(ロスチャイルド)のエネルギー戦略転換をイスラエル右派(シオニスト)とWASP(白人、アングロサクソン系保守本流)が断行することになった(米大統領選)。
パリ協定無視、環境規制緩和でアメリカを原油増産に走らせ、その一方で新セブン・シスターズ国を互いに対立させ戦争に誘導、増大化する軍事費で財政を破綻に追い込むと同時に戦争で原油生産施設を破壊し原油価格を暴騰させる。
そこでアメリカとロシアで成果を山分けする算段。そんなことも知らずロックフェラーが作曲したメロディーを得意のトランペットで吹きまくるトランプ。
中南米内乱、中東戦争、東欧(ウクライナ)戦争激化、南シナで米中、東シナで日中武力衝突、、世界戦争が軌道に乗ったところで素人将軍トランプから、優等生将軍ペンスにバトンタッチ。
アメリカに世界のエネルギー支配を狙わせるイスラエル右派とロックフェラー連合体は狙うところあって安倍首相を特別扱い、ゴルフや歓迎パーティーで舞い上がらせた。
安倍首相は我知らず日本の役割に一歩足を踏み込んでしまった!
日本は連合体の言うことに従順に従いながら土壇場で裏切り、日本を誰も手が出せない第三の強国にする策がある!
金でもない武力でもない、これからは「頭」だ!
「剣がモノを言う時代」が「カネがモノを言う時代」になり、今や「頭がモノを言う時代」になった。
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