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平成29年度一覧
1210号(2017年11月24日号)
X-Day延期!

来る12月8日がX-DayになるというMr. Jim Rickards氏の見解を「小冊子」(Vol.93)で述べた。税制改革、国家債務の上限審議が難航しているので国家機能停止の可能性が高くなり、これを避ける為にX-Dayと言うハリケーンが必要だと述べている。
日米は米空母と自衛隊の護衛艦を朝鮮海域に出動させ、又米空軍は北朝鮮空域に接近するなど北朝鮮を軍事挑発し、北朝鮮のグアム向けのICBM発射を期待している。一方中東では、トランプ大統領首席補佐官クシュナー(トランプの娘婿)とサウジのムハンマド皇太子がレバノンのイラン支援で勢力拡大中のハマスを叩く為サウジのレバノン空爆の準備をしてきた。
ムハンマドは11月4日にレバノン首相ハリリをサウジに呼びつけ首相辞任の発表をさせたり、ヒズボラ(ハマスの一派)にイラン製ミサイルでリヤド空港が攻撃されたように見せかけたりで、対レバノン攻撃の計画を進めていた。
ところがフランスのマカロン大統領がイギリスからのアドバイスでサウジに飛んで来てムハンマド皇太子に話をつけてハリリ首相をパリへ救出した。
この結果19日にサウジ主催のアラブ連盟緊急外相会議で、レバノンはもとより、イラクその他数か国が共同決議に棄権したのでムハンマドはサウジのレバノン空爆のお墨付きを得ることが出来なくなった。敵がどこであれサウジが戦争するにはエジプトが雇い兵にならねば戦争にならないので、エジプトの意向が肝心である。ハリリは帰国前にエジプトに立ち寄り、考えを擦り合わして帰国した。私は10月24日の防衛会議でエジプトの外務大臣や中米大使、さらに軍司令官と話し合い、クシュナーに丸めこまれているムハンマド皇太子は権力の亡者だけの単細胞だから「君子危うきに近寄らず」とアドバイスした。
ハリリは帰国後大統領と話し辞任を先送り、ムハンマドに拘束されていたにも関わらずサウジとの友好の重要性を述べるなどで、まるで英雄のごとき歓待を受けた。これでクシュナー・ムハンマド作戦は失敗に終わり、12月8日のサウジの対レバノン空爆はなくなった。
「クシュナー・ムハンマド作戦は失敗した」と述べたが失敗したのはムハンマドだけ。クシュナーはClever(利口)はトランプFool(バカ)ではなくイスラエル首相ネタニヤフCleverの代理人で狙っているのはサウジの崩壊。
マクロンFoolに何故イギリスCleverがアドバイスしたのかは、サウジアラビアはイギリスが都合上サウード家を選んで作った王国でもう直ぐ用がなくなる。
本誌前号でMETO(中東条約機構)が中東戦争の最後の手段と述べたが、中東に何を何時から起こし、それとNYダウ4万ドル、ニッケイ4万円とどう言う関係があるのかは、協賛金にご協力をいただいた皆様に贈る増田俊男の特別レポート第二弾「中東戦争と株価」でご説明します。


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