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平成30年度一覧
1231号(2018年2月16日号)
円高に慣れっこになった日本市場

「日本の市場が円高に慣れるかどうかで今後の株価が決まる」と言ってきた。
昨年後半のドル・円は115‐114円であったが110円を一瞬超えたものの、112‐111円を保っていた。
ところが本年になってから円は急速に上げ、今や105円台に急上昇。
株価は円高に沿って下げ続け、一時2万円を割り込んだこともあったが今なお21,700‐600円台を保っている。

FRBのパウエル新議長は予定された3月の利上げを見送ると思われている。
さらに新議長になってからFRBの資産縮小規模は減るどころか若干ではあるが増えているので円高が進むのは当然である。

105円台まで急速に円高になっているのに、意外とニッケイ平均は下がらない。
昨年だったら中暴落があっても不思議ではなかった。
「市場が円高に慣れてきた」何よりの証拠である。
自動車産業などは部品の70%前後を輸入に頼っているから円高はコストダウンになり国際競争力を高めることになる。
また日本の内需に限界があるため生産拠点を海外に移動せざるを得なくなっている製造業にとって円高は好ましい。
日本経済全体にとって円高は決してマイナスでないことが徐々に認識され始め、円高に慣れてきたと言える。

今後中東戦争や地政学上の問題続発、IMFによる世界金融制度改革、トランプの通貨戦争等々で日本も今まで歩んできた道をゆっくり歩いていられなくなる。

「変化こそが儲けのチャンス」。
あらゆる分野を「儲け」という観点からとらえたのが「小冊子」Vol.96である。


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