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平成30年度一覧
1264号(2018年8月2日号)
トランプの真実

「トランプの真実」は本日発送開始の「小冊子」100回記念号の題名である。
「民は由らしむべし,知らしむべからず」は民主主義が基本理念の今日でも古今東西政治の不文律。
トランプが「マスコミはすべてFake(偽物)だ」と言うのは正しい。
いかなる報道であれ、それを受け取る国民がどう反応するかを計算した上で編集、報道されているのだから報道は基本的にプロパンガンダ(大衆誘導)である。
トランプは報道が自分の為のプロパガンダになっていないから偽物だと言っているに過ぎない。
ではトランプの利益に敵った報道は本物かと言えば、トランプの反対勢力にとっては偽物である。
では本物の報道とは何か。
それは利益を追求する報道機関にはあり得ないことである。
しかしジャーナリズムの定義は「国民の利益を判断ベースにした権力に対する監視、批判、提言すること」である。
報道機関のスポンサーは国民(消費者)と売り買いで利害相反する企業並びに報道機関の為に情報を提供し、国民とは税(義務)とサービス(権利)で利害相反する権力側であって国民ではない。
だから報道が国民側ではなく権力側に立って国民を誘導するのは当然であり宿命である。
私は読者から協賛金をいただいて出来る限りジャーナリズムの本道に沿った情報提供すべく心掛けている。
今回の小冊子Vol.100は、トランプが挑戦している米中貿易戦争、国際通貨戦争、朝鮮半島非核化、シリア和平、米露関係、英国Brexit(EU離脱)、アメリカの対欧敵視、等々でトランプは一体何のために何を得ようとしているのかを分かりやすく解説することにした。
例えばトランプが米中貿易戦争で追い込もうとしている相手は中国ではなくトランプの内戦相手の中国進出米主要産業であるなど、一見あり得ないような話だが読んでみると合点がいく内容になっている。
保護貿易がいかに時代にマッチしているか、そればかりか日本経済にとって願ってもないことであること等がよくわかる。
本当(真実)を知らない人々にお話しすれば読者は驚かれ、同時に尊敬を受けること請け合いである。
とにかく「小冊子」Vol.100回記念号は「買い」!


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