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平成28年度一覧
1128号(2016年12月7日号)
Changing political pictures in the world
変わる世界の政治地図

(本文は海外向けStraight from shoulderの原稿)
米大統領選挙中私は「米大統領は米国の政治・経済指針を決める者が決めるもので国民が決めるものではない」と述べてきた。そして従来からの指針であった国際安全保障体制維持(軍事・経済覇権・世界の警察官)、自由貿易(TPPやNAFTA)、グローバル主義(国境なきカネ・人・モノ・情報)に追従するクリントンを廃し、保守主義、一国主義、関税・保護貿易、鎖国・排他主義の指針をトランプに託した。
「平和とは単なる幻想、次なる戦争の為の準備である」。
オバマ政権は本来ブッシュ中東戦争の後始末と2017年からの新たな中東戦争の準備政権であった。ブッシュ政権はアフガンのタリバン(イスラム)政権とサダム・フセイン(イラク)政権を倒した後の軍事空白を埋める為2005年イラク北部に英国と共にISIS設立を支援、イスラエル(モサド)の軍指揮官とCIAが洗脳、訓練したイラク軍将校を送り込み米国が壊滅を標榜するアサド政権(シリア)と戦わせることでISISへの資金・軍事支援を正当化した。
米国からの支援でISISは中東における巨大な軍事勢力となり、ISISに対して表面上敵対するが裏で支援するサウジ中心勢力や表裏で対立するシリアやイラン中心勢力が入り乱れる中で対ISIS戦争が中東戦争後の軍事空白を埋めてきたことは紛れもない事実である。米国では中東から米軍完全撤退を望む勢力(リベラル)と軍事介入継続勢力(保守)が対立してきたが今回の大統領選で保守に決めた。トランプはプーチン大統領と二度にわたって電話会談をし、オバマ大統領を飛び越えて米国・ロシア・トルコでISIS撃滅共同歩調の約束をした。
これは今まで米国が掲げてきたアサド政権(シリア)打倒の取り下げであり、事実上米国・ロシア(イラン)・トルコ・シリアによる対ISIS体制を意味し、今後米国が中東を撤退すれば中東はイラン・シリア(ロシア支援)シーア派連合とサウジ・米国支援のスンニ派有志連合の対立に追いやられる。
オバマ政権もISISも今や次なる新たな中東戦争準備の為十分な役割を果たし閉幕の時が来た。
2001年9月11日(セプテンバー・イレブン)による大暴落後2002年から中東戦争が始まり2007年まで世界中の株価はうなぎ登りとなった。
本年の暴落後2017年から2020年までにニッケイ28,500円になる!
「歴史は繰り返す」。

残りわずか!
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